SSH接続したRaspberryPiをJupyterLabで操作する方法をわかりやすく紹介！！

RaspberryPi にSSH接続して、ローカルPCからJupyter Labを使う方法を丁寧に紹介します。

Jupyter Lab は Jupyter Notebook の進化版のため、Jupyter Labに絞って説明します。

SSH接続の設定

SSH接続手順はこちらに詳しく記載されてますので、参考にご覧ください。

インストール・設定変更

はじめにRapberrypiにJupyterをインストール

pip3 install jupyter

Jupyter設定ファイル（configファイル）の作成

jupyter-lab --generate-config

Jupyter設定ファイル（configファイル）の設定変更

viエディタとnanoエディタどちらを使用しても設定変更できます。ややこしい操作コマンドのないnanoエディタがおすすめです。

viの基本コマンドはこちら

①viエディタ

vi  ~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py

②nanoエディタ

nano ~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py

configファイルが開いたら、”NotebookApp.ip” と、”Notebook App.open_browser” と書かれた行を見つけて、下記の行の通りに変更。コメントアウトも忘れず外してください（＃を消す）。

viエディタ、nanoエディタ どちらも検索機能あります。nanoエディタは”contorolキー ＋ w” で検索。

NotebookApp.open_browser = False
NotebookApp.ip = 'ラズパイのIPアドレス'

実行

jupyter lab

Jupyter Server 1.17.0 is running at:
 http://192.168.0.4:8888/lab
or http://127.0.0.1:8888/lab
サーバを停止し全てのカーネルをシャットダウンするには Control-C を使って下さい(確認をスキップするには2回)。
ウェブブラウザが見つかりません: could not locate runnable browser

実行結果の最後あたりのhttp://ラズパイのIPアドレス:8888/lab をコピーして、ブラウザのURLにペーストして検索するとJupyter Labが開きます。

実行結果で現れた http://127.0.0.1:8888/lab の方はブラウザで検索してもエラーが出て、うまくいきませんでした。

無事Jupyter Labが開けて、RaspberryPi 内に保存されているファイルを確認・実行できました〜〜！！