鈴鹿山脈セブンマウンテンの中でも山奥に入る雨乞岳登山情報まとめてます。傾斜やアップダウンはあまり激しくはないですが、コースが分かりづらいところが多々ありましたので、武平峠からの周回コースについて説明していきます。
登山情報
【場所】 三重県菰野市と滋賀県甲賀市の県境
【コース】 登山口:武平峠駐車場(滋賀県側の武平峠トンネル入口近く) 行き:武平峠駐車場-クラ谷分岐-七人山のコル-東雨乞岳-雨乞岳 帰り:雨乞岳-杉峠-コクイ谷-クラ谷分岐-武平峠駐車場
【駐車場】無料 登山口付近の脇には駐車可能なスペースあります。徒歩で数分歩くいたところに区画された駐車場あります。
【参考時間】 行き:150分 帰り:200分
登山道記録
滋賀側の武平トンネルを出てすぐのところに、雨乞岳登山口があります。登山口横に駐車できる空きスペースがありますが、歩いて数分離れたところにしっかり区画した駐車場もあります。
案内看板が各地点あります。今回は往路を案内看板通りに進み、復路を杉峠・コクイ谷を経由して戻ります。
コクイ谷出合からクラ谷分岐(復路の赤い点線部)までの区間と沢谷峠付近は遭難事故が多いらしく、注意喚起の看板も立っています。
コースの目印として木に巻いてあるピンクテープの間隔が広いです。また、ピンクテープも古くなっており、次の行き先を見つけるのになかなか苦労しました。そのような点も遭難しやすい理由になっていると思いましたので、コースを外れないように通意を払いながら進んでください。
七人山のコルを抜ければ、開けた場所へと抜けていきます。ラストに笹の群生の間を縫って歩いていきます。
初めに東雨乞岳にたどり着きます。見晴らしは雨乞岳より良いので写真や休憩はこちらの方がおすすめです。東雨乞岳から雨乞岳に向けて、自分の背丈くらい笹の中を歩きます。手足が露出しない服装が必須です!(笑)雨乞岳頂上もすごい笹に覆われてました。。。
東雨乞岳から雨乞岳頂上に進み、頂上で右折した方向が復路の杉峠方面です。降りはじめてすぐ岩場を通過します。杉峠に着いたら根の平峠・千草方面へ降りていきます。
杉峠からの下山では途中コースが分かりづらいところもあり、ピンクテープを頼りに進むことになります。途中、テープを見失ったら、往路で見た看板の通りコースはほぼ川に沿っていますので、川から離れすぎないように落ち着いて探しましょう。
その看板の通り川に沿って歩いていけば、川が分岐しますのでそこで右折した川の方へと沿っていけばコクイ谷コースに入れます。コクイ谷コースは一気に山深い静かな自然を楽しめます。ロープを使う場面や渡渉の場面も増えていきます。
前半で述べたように、コクイ谷出合からクラ谷分岐では遭難者も多いみたいなので、しっかりと準備したうえでこのコースを通った方が良いです。クラ谷分岐で往路の道に戻るので、そこから行きで通った道で武平峠駐車場に戻ります。
鈴鹿セブンマウンテンの中でも山奥からのスタートということもあって、静かな美しい自然があふれていました。他のセブンマウンテンと違って頂上から三重の市街地がほとんど見えないのも他とはまた違う雰囲気を楽しめました。山奥になる分、下調べと装備をしっかり準備して登山を楽しんでください!!
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