今回は滋賀県の霊仙山(りょうぜんざん)に登りました。壮大な尾根に広がるカルスト地形は、外国に来たかのようでした。この霊仙山の登山コースと特徴、所要時間を紹介します!!
霊仙山は花の百名山に数えられるほど花の多さが有名だそうです。標高1091mと低山ですが、冬は天候によって雪深く積もるようです。私が登った12月10日は、1週間程前に積もった雪が少し残っている程度でした。
隣の三重県の登山記事も挙げていますので、そちらも見ていただけるとありがたいです!!
駐車場・登山口情報
今回の登山コースは今畑登山口の周回コースを選びました。今畑登山口は他の登山口と比べて、駐車場から登山口までの距離が短いことがメリットです。
登りは笹峠・西南尾根・近江展望台を経由して、下りはお虎ヶ池・お猿岩・汗拭き峠を経由するコースで周っています。
駐車場は、今畑登山口を通り過ぎた後にある落合神社駐車場になります。十数台は駐車できるスペースあります。12月10日朝7時ごろには数台はもう駐車されており、下山した12時半ごろには駐車場は満車になっていました!! 早めの登頂をおすすめします!!
今畑登山口は車道沿いにあり、看板も建てられているので見つけやすいです。
所要時間
今回の所要時間です。参考にしてください。
今畑登山口(7:00) → 笹峠(8:00)→ 近江展望台(9:10)→ 山頂(10:15)
山頂(10:45) → お虎ヶ池(11:25) → お猿岩(11:40)→ 汗拭き峠(12:30)→ 落合神社駐車場(13:10)
登山コース特徴
今畑登山口から15分ほど歩いたところで今畑集落跡を通過します。
なだらかな尾根が続く笹峠には1時間ほどで到着しました。
笹峠を越えると、ゴツゴツした石灰岩が徐々に増えてきます。
コースの傾斜もかなりキツくなっていき、急な傾斜面に広がる石灰岩に圧倒されます!!!
ちなみに、地面から飛び出ている尖った石灰岩をピナクルと呼び、ピナクルが広がる地形をカレンフェルトと呼ぶようです。
登山口から2時間経過したところで近江展望台に到着しました。広大な尾根のほとんどが石灰岩に覆い尽くされています!!
この尾根に沿って歩いていきます。尾根沿いは、地面が土の道もあります。私が登った際は降った霜が解け出して、ぬかるみがひどく、滑りやすかったです。
霊仙山の最高点が山頂の手前にあります。
最高点から15分ほど歩けば山頂に到着です。天気に恵まれて、琵琶湖を一望できました!!
霊仙山の良いところは、山頂付近はなだらかな草原とカルスト地形が広がっているため、気持ちよく景色を見渡しながら歩くことができます!!
帰りは、8合目のお虎ヶ池を越えた先の7合目のお猿岩まで傾斜も緩やかに緩やかに下れます。
7合目より先の下りは、傾斜がキツいので足を滑らせやすく歩きづらい道が続きます。登りでこの道はなかなかハードに感じます。
下りだして2時間くらいで、2合目の汗拭き峠を通過しました。汗拭き峠以降は傾斜は緩やかになります。2合目から7合目までが傾斜がきついので汗拭き峠という意味なのでしょうか?
2合目を過ぎると川が現れて、渡渉する場面もあります。
合計6時間かけて、無事霊仙山から戻ってくることが出来ました。景色を楽しめる箇所が多く、日帰り登山には、かなりおすすめの山です。
ぜひ一度訪れてみてください‼︎
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